ポウレのメジャー7th旅情

都会の夜景を映す水たまり...そんな世界観

高校生活とJourneyと

こんにちは。ポウレです。

突然ですが皆さん、Journeyというバンドをご存知でしょうか。

Journeyは80年代のアメリカを代表するロックバンドで、数々の名曲を世に送り出した伝説のバンドです。

このバンドを知らない方でも、野球好きの方は『Separate ways』はご存知かと思います。WBCの中継がCMに入るとき、「ウォォォォォォォ!!!(デデン!!)」っていう叫び声のようなものが聞こえてくると思います。あれが『Separate Ways』です。この曲も名曲の1つなのでMVを載せておきます。


Journey - Separate Ways (Worlds Apart) (Official Music Video)

 

時は過ぎて2017年、このMVの80年代の音楽シーンを代表するMV構成に目を付けたアーティストがレキシです。レキシの『KATOKU』という曲のMVには、『Separate Ways』のオマージュと思われる、というかオマージュとしか思えない部分がたくさんあります。


レキシ - 「KATOKU」 Music Video (YouTube ver.)

 

こちらも私が好きな楽曲の1つなので是非聴いてみてください。

 

様々なアーティストに多大なる影響を与え、時が経った今でもその楽曲が愛されているJourney。今回はこのアーティストについて少しだけお話ししようと思います。

 

私がJourneyに出会ったのは、3歳とか4歳の頃です。両親の影響で80年代の洋楽邦楽を聴いて育ってきた私がJourneyに出会うのは必然でした。『Don't Stop Believen'』『Open Arms』といった名曲に触れながら、中学になってドラムを始めた頃にはコピーバンドを作ろうと思うくらいのファンになっていました。そんな時自分のお金で買ったアルバムが『Greatest Hits』でした。そこで私は『I'll Be Alright Without You』という曲に出会いました。

言葉にできないほどの衝撃を受けました。イントロが流れ始めた瞬間からCDプレイヤーから動けなくなり、何回も何回もリピートしました。おそらくその日30回は聴きました。それくらい衝撃だったんですね。

大人っぽい恋愛経験がなかった子どもの私でも、大人の恋のビターな結末と、そんなこと意に介さず進む日常の切なさみたいなものを感じることができました。

 

高校になってもJourney熱は冷めず、高校1年生になって付き合い始めた彼女にもJourneyについて熱弁していた覚えがあります。特に『I'll Be Alright Without You』はウォークマンで何回も聴いてもらっていました。(面倒くさい男ですよね笑)

色々なアーティストの楽曲に触れながら中学高校生活を音楽とともに駆け抜けた私ですが、ついに受験生になりました。

彼女は理系の成績トップ、私は文系の成績トップとして、プレッシャーを抱えながらも毎日勉強に励んでいました。

そしてその彼女との思い出は、突然終わりを迎えました。喧嘩もしていなかったし、前日までいつも通り話していたのに、いきなり別れようと言われたのです。

理由も教えてくれませんでした。私は「わかった」としか言えず、そのまま彼女との3年間は消え失せました。

「勉強しなきゃ」とは思いながらもだいぶ精神的に参っていた私は、音楽に頼るしかありませんでした。

彼女に聴いてもらいために作っていたプレイリストを眺めていたら、Journey『I'll Be Alright Without You』が目にとまりました。YouTubeを開き、初めてライブ映像を観ました。(まさに↓の動画です)


Journey - I'll Be Alright Without You (Live)

 

2番サビ後のニール・ショーンのギターソロが流れ始めた瞬間、涙が止まらなくなりました。なんだよあの官能的なギターソロ。ずるいやろ。CD音源の数百倍かっこいいやん。なんでこのタイミングで好きなギターソロランキングを更新されなあかんねん。そんなことを思いながら思う存分泣きました。

そしてCD音源にはない最後の歌詞「♪Someday baby, maybe your heart could be mine」もう深くは言いません。グサグサ来ましたが、何か救われた気がしました。

そんな思い出があり、『I'll Be Alright Without You』を聴くと真っ先に高校時代の思い出がフラッシュバックします。晩酌時にしんみりしたくなったら聴きます。

『Greatest Hits』のアナログ盤買おうかな笑